歯科衛生士の職業について知ろう
Column

みなさん、こんにちは!今日は「歯科衛生士」という職業についてご紹介します。歯科衛生士って聞いたことありますか?歯医者さんに行くとお掃除をしてくれる人、というイメージがあるかもしれません。でも実は、それ以上に多くの役割や魅力が詰まったお仕事なんです!
歯科衛生士ってどんな仕事?

歯科衛生士は、歯科医師と一緒に患者さんのお口の健康を守るスペシャリストです!歯科衛生士の主な仕事は、①歯科予防処置、②歯科診療補助、③歯科保健指導の3つといわれており、例えば次のようなことを行います。
①虫歯や歯周病を予防するためのケア
歯垢や歯石を取り除いたり、フッ素を塗る
②治療のサポート
歯科医師がスムーズに作業できるよう手助けをする。
③歯磨きの正しい方法や生活習慣のアドバイス
患者さんが自分で健康を保てるようサポートする。
こうした仕事を通じて、患者さんがずっと自分の歯でおいしく食べたり、笑顔を保てるお手伝いをしています。
歯科衛生士の業務の1日の流れ

診療所の場合、予約制であることが多いので、時間はある程度見通しが付きます。出勤後に準備をしてから、歯のクリーニングや患者さんへの説明、歯科医師が診療をスムーズに進められるようにサポートをしていきます。昼休みは割と長いので、自宅が近い人は一旦家に帰る人もいるようです。
18:00~19:00頃には診療が終わることが多いようです。
残業が少ないことや、夜勤がなく、勤務時間が安定しているので、趣味や友達と過ごす時間もしっかり確保できるので、比較的仕事とプライベートのバランスが取りやすい働き方だと言えます。
歯科衛生士の1日(例)
時間 | 活動内容 |
---|---|
8:30 |
出勤・準備 - ユニフォームに着替える - 診療台や器具の消毒、滅菌チェック - 1日の予約状況を確認 |
9:00 |
午前の診療開始 - 歯石除去など歯のクリーニング - 患者への保健指導、説明サポート - 歯科医師の治療補 |
13:00 | 午前の診療を終了し片づけ |
13:30 |
昼休憩 - 同僚と昼食 - 気分転換や休息 |
15:00 | 午後の診療準備・開始 |
18:00 | 診療終了 |
18:00 |
診療後の対応 - 患者の治療内容の記録・申し送り - 器具の洗浄と再滅菌 |
18:30 |
業務終了 - 翌日の準備(器具や材料の補充、予約確認) - 挨拶をして退勤 |
仕事のやりがい

歯科衛生士の仕事の面白いところは、「ありがとう」と感謝される機会がとても多いこと!歯の痛みや不安がなくなった患者さんの笑顔を見ると、「頑張ってよかった!」と思える瞬間がたくさんあります。
歯科衛生士に目指したきっかけについて、「なんで歯科衛生士になりたいと思ったの?」と聞いてみると、幼い頃の経験。歯医者さんが怖かったときに、優しくサポートしてくれた歯科衛生士さんに感動して、自分も誰かの助けになりたいと思うようになった、という話は多いようです。
また、社会の役に立つ仕事がしたいという理由も多いです。口の健康を守ることは全身の健康につながりますし、地域や高齢者のケアにも貢献することができます。
歯科衛生士の仕事の魅力

他にもいろいろな魅力があります。
①全国どこでも働ける&就職に困らない
歯科医院は、全国にコンビニよりも多く存在すると言われており、約7万件もあります。求人倍率は全国的に23.3倍*と高く、全国どこでも就職先が見つかることが特徴です。パートナーの転勤や地元に帰って働きたい!など様々な理由があると思いますが、自分の希望やライフステージに合わせて仕事を続けやすい点はとても魅力的であると思います。
*一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会資料
*『医療施設調査)』厚生労働省, 2023.10
②歯科衛生士の免許を活かした多様な働き方
歯科衛生士の9割は診療所に勤務していますが、他にも病院や介護施設、企業、学校などいろんな場所で活躍の機会があります。
- 歯科医院(一般・小児・矯正・インプラント)
- 病院(口腔外科)
- 企業(歯科材料・機材メーカー)
- 保健所
- 在宅・訪問診療
- 介護保険施設
- 学校教員
- ホワイトニングサロン
③国家資格があれば 復職しやすい
歯科衛生士は国家資格なので、一度取得すれば、生涯使うことができる資格です。結婚や出産などで一時お休みしても、復帰がしやすいと言われています。正社員・特定の時間だけ働くパートなど働き方も選べるので、自分の希望に合わアせて無理なく家庭と仕事を両立することができます。
歯科衛生士の将来性

高齢化社会が進む中で、歯の健康維持がますます重要視されています。「食べる」「話す」といった日常生活の基本は、健康な口腔環境があってこそ成り立ちます。いつまでも健康でいられるように、健康寿命を延ばすために歯科衛生士の役割は今後ますます重要になり、需要も増加していくと予想されています。
歯科衛生士の仕事は、単に歯のケアをするだけではありません。一人ひとりの健康を支え、その人らしい生活を守る、大切な使命を担っています。また、患者さんからの「ありがとう」の言葉を直接受け取れる、やりがいにあふれた仕事です。
歯科衛生士を目指すきっかけ

歯科衛生士を目指すきっかけは、自身の幼いころの経験や矯正治療を経験してお世話になっていたり、家族や身近な人が歯科衛生士で身近な職業だったなど、人それぞれですが、「自分も誰かの助けになりたい」とか、「医療に携わり家族や人々の健康を守りたい」という思いを持つ方が多いようです。
歯科衛生士の役割は、ただ「歯の健康を守る」だけでなく、それが全身の健康や生活の質向上に直結することです。地域医療や高齢者ケアにも貢献できるこの仕事は、社会に大きな価値を提供するやりがいのある職業です。
歯科衛生士として働くことで、人々の笑顔を増やし、健康を支える存在になれる。そんな素敵な仕事にチャレンジしてみませんか?あなたの一歩が、誰かの人生を変える力になるかもしれません。
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---|---|
午後部 | 午後に授業、午前は自由時間や実習に充てられます。。 |
※臨床実習の期間は除きます
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時間を有効活用して、将来の夢を叶える一歩を踏み出しましょう!