国家試験合格に向けて
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歯科衛生士国家資格取得の流れ
歯科衛生士になるには
高等学校を卒業後、歯科衛生士養成機関(専門学校、短期大学、大学)において、3年間または4年間歯科衛生士として求められる知識や技術を習得し、卒業すると国家試験(歯科衛生士国家試験)の受験資格が得られます。毎年3月初旬に実施される国家試験に合格すると、厚生労働大臣が歯科衛生士名簿に登録し、歯科衛生士免許証が与えられます。
歯科衛生士国家試験の概要
歯科衛生士の国家試験は、厚生労働省医政局が監修し、財団法人歯科医療振興財団が実施しています。
毎年3月に全国の主要都市で開催され、合格率は95%前後と比較的高い数字になっています。
過去5年間の合格率は平成31年が96.2%、令和2年が94.3%、令和3年が93.3%、令和4年が95.6%、そして令和5年が93%と推移しています。
令和5年(令和5年3月5日実施)の第32回歯科衛生士国家試験では、受験者7,470名に対して合格者6,950名でした。歯科衛生士の国家試験に合格すると、指定機関への登録・申請を行い、歯科衛生士免許証が交付されます。
歯科衛生士の国家試験の試験形式はマークシートによる多肢選択方式です。
試験は1日で行われ、午前2時間半、午後2時間半で、合計220問を解くことになります。
合格基準は合格発表後に掲示されますが、全体を通して6割以上を取っておかないと、その時点で不合格となってしまいます。試験科目は下記の9つの科目に渡っており、歯科衛生・口腔保健について複合的な知識が求められます。
- 人体(歯・口腔を除く)の構造と機能
- 歯・口腔の構造と機能
- 疾病の成り立ち及び回復過程の促進
- 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み
- 歯科衛生士概論
- 臨床歯科医学
- 歯科予防処置論
- 歯科保健指導論
- 歯科診療補助論
国家試験合格サポート
- 1日2コマで国家試験合格にポイントを絞った分かりやすい授業
- 複数回の外部模擬試験を行い、専任教員と学習計画を相談し計画を立てます
- 過去問題から作られるオリジナルドリル
- 3年間の総復習を行う国家試験対策授業で徹底対策
- いつでも学習できる自習室開放