学校生活・勉強
歯科衛生士の学校の実習では、どんなことをしますか?
2026/09/11
Qご相談
高校3年生(18歳)
歯科衛生士の学校を考えています。実習がきついという話をよく聞きますが、実際にどんなことをするのかがイメージできません。いきなり患者さんの口の中をさわるのでしょうか。血を見るのも少し苦手なので、自分にできるのか不安です。
A医学アカデミー歯科衛生士学科からの回答
いきなり患者さんを担当することはありません。学内で練習を重ねてから、2年次に歯科医院などでの実習に進みます。
実習のイメージがわかないと、不安になりますよね。歯科衛生士の学校の実習は、できることを一つずつ増やしていく順番で組まれています。
学内でしっかり練習してから外の実習に出るので、最初から完璧にできる必要はありません。
ここからは、学内実習の内容、学外の実習の内容、きついと言われる理由と乗り越え方を順にお伝えします。
学内実習:まずは学校で練習する
1年次は、学校の実習室で基本を身につけます。
-
手指消毒・器具の扱い
感染を防ぐための手洗いや消毒、器具の名前と持ち方から始めます。 -
マネキンでの練習
歯の模型をつけたマネキンを使って、歯石を取る器具の動かし方などを練習します。 -
学生同士での練習
学生同士でペアを組み、患者さん役と歯科衛生士役を交代しながら、歯みがき指導や口の中の観察を練習します。
患者さん役も経験するので、「こうされると怖い」「この説明は分かりやすい」という、患者さんの気持ちも分かるようになります。
臨床・臨地実習:学校の外で学ぶ
2年次からは、学校の外での実習が始まります。
| 実習 | 主な場所 | 学ぶこと |
|---|---|---|
| 臨床実習 | 歯科医院・病院など | 歯科医師や歯科衛生士のもとで、実際の患者さんへの処置や診療の補助を学ぶ |
| 臨地実習 | 保育園・学校・介護施設など | 子どもや高齢の方への歯みがき指導など、地域での歯の健康づくりを学ぶ |
外の実習では、現場の歯科衛生士の先輩から直接教わります。学内で練習したことが「実際の患者さんの役に立つ」と実感できる時期で、ここで歯科衛生士になりたい気持ちが強くなる人も多いです。
実習が「きつい」と言われる理由と乗り越え方
実習がきついと言われるのは、主に次の理由です。
-
記録やレポートがある
実習で見たこと・学んだことを毎日まとめます。その日のうちに少しずつ書くのがコツです。 -
慣れない場所で緊張する
初めての職場では誰でも緊張します。あいさつと分からないことを聞く姿勢があれば大丈夫です。 -
身だしなみの決まりがある
学外の実習では、ネイルを外す、髪の色を落ち着かせるなどの決まりがあります。 -
血を見ることがある
歯ぐきから少し出血する場面はあります。最初は驚いても、学内の練習を重ねるうちに慣れていく人がほとんどです。
医学アカデミーの場合
実習は3年間で20週間(900時間)以上あり、学内の基礎練習から学外の実習へ順番に進みます。授業は1日2限なので、実習の記録や復習の時間も取りやすい時間割です。コースごとに担任がつき、実習の悩みも相談できます。
歯科医院にお勤めの方は、勤務先を臨床実習先にすることもできます(実習施設としての要件があり、事前の申請が必要です)。
実習は大変なこともありますが、「できなかったことができるようになる」ことをいちばん実感できる時間でもあります。オープンキャンパスでは実習室を見学したり、器具にふれたりできるので、まずは雰囲気を確かめてみてくださいね。
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